
ITインフラ担当者が基礎知識を付ける為に持っておくべき資格
ITインフラ担当者には、正しくITインフラを構築し維持していく為の技術が必要です。
ただ技術ももちろん必要ですが、1番必要なのはITインフラに関する基礎知識です。
基礎知識を熟知しているからこそ、技術を発揮出来るのです。
今回紹介するのは、ITインフラ担当者が基礎知識を付けるのにおすすめの資格です。
更なるスキルアップを目指すのであれば、ぜひ取得を検討してみて下さい。
ITインフラ担当者におすすめの資格①AWS
AWSは、Amazonが提供しているウェブサービスの総称です。Amazonはウェブサービスを提供するだけでなく、「AWS認定資格」というITスキル全般の理解を問う認知試験を実施しています。
日本の企業でもAWSを導入する企業は数多くあり、認知度はそれほど高くありませんが、今最もITインフラ担当者におすすめの資格と言えるでしょう。
AWS認定資格にはソリューションアーキテクチャ、デベロッパー、SysOpという3つの分野があります。
ITインフラ担当者におすすめの資格②LPIC
世界的に有名な資格で、世界シェアNo.1OSを提供するLinuxの技術者認定機関(LPI)よって実施されています。
企業においてLinuxを採用している場合は特に必須で、資格の勉強をするだけでも基礎知識が身に付きます。
またLPICのグレードは3段階に分かれており、レベル1を取得する事を最初の目標にしましょう。
レベル1であれば、数ヶ月の勉強でも十分取得可能です。
Linuxはこれからもシェアを拡大していく事が予想されている為、Linuxの基礎知識はITインフラエンジニアが持つべき基礎知識だと言えるでしょう。
ITインフラ担当者におすすめの資格③Microsoft Azure MCP
Microsoft Azure MCPは、Microsoft Azureというクラウドプラットフォームに関する知識が問われる資格です。
Microsoft社の製品に関する知識を問う認定試験をMCPと言い、Azureに関する認定試験をMicrosoft Azure MCPと言います。
Microsoft Azureは、クラウドサービスの中でも主にIaaS、PaaSのサービスを提供しています。
ビジネスユーザーをターゲットにしたサービスで、続々と企業において導入されています。
クラウド化が加速する現代にとって、Microsoft Azure MCPはぜひ取得しておきたい資格でしょう。
ITインフラ担当者におすすめの資格④ネットワークスペシャリスト試験
ネットワークスペシャリスト試験は国家資格の1つで、情報処理技術者試験というものにカテゴライズされています。
情報処理技術者試験の中でも最も高難易度な資格として知られ、合格率は毎年全体の15%前後とかなり低めになっています。
従って、独学で合格を狙うのは少しハードルが高いと言えるでしょう。
コンピューターネットワークの開発や運用、さらには情報システムにおけるあらゆる知識が問われる試験のため、取得すればITインフラ担当者の大きな武器となるでしょう。