
IoTの仕組みを理解しよう!IoTを構成しているのは?
IoTは、現在多くの分野で活用されている技術ですが、それは単一の技術ではありません。
IoT技術というのは、いくつかの技術を組み合わせているものなのですが、それではIoTを構成している技術とはどのようなものなのでしょうか?
IoTについて、考えてみましょう。
IoTは何でできている?
家電製品をはじめ、工場の機械や自動運転の車、最近では停留所の表示などにもIoT技術が使われるようになっていて、まさに名前の通りに「モノのインターネット」となりつつあるIoTですが、その仕組みとはどのようなものでしょうか?
IoTというのはそれ自体が一つの技術というわけではありません。
実際には4つの構成要素があり、その集合体のことをIoTというのです。
その要素となるのが、ネットワーク、デバイス、ソフトウェア、そしてクラウドです。
IoTは、この4つのうちどれが欠けても成り立ちません。
実際に、どのようにしてIoTができているのか、その仕組みについて考えてみましょう。
IoTの仕組みとは?
IoTの仕組みとしては、まず、センサーが付随しているデバイスがあります。
センサーがなければ、IoTに必要な情報を得ることができないので、センサーがついていないものはIoTでは利用できません。
センサーによって得られた情報はデバイスからネットワーク上に送られます。
そのデータは、クラウドにたどり着くとIoT用のソフトウェアで処理されます。
このソフトウェアこそが、IoTの中で最も重要なものといえるでしょう。
ソフトウェア上で処理されたデータは、過去のデータを参考にしながら検証され、この場合はどうするべきか、ということが決定されます。
その結果がデバイスへとフィードバックされ、デバイスがそれに応じた動作をすることとなります。
デバイスは、常にネットワークへとつながっています。
何も動作しない間も、動作をしなくていい時のデータとしてクラウドに蓄積されていくこととなるのです。
また、動作が必要となるときとの差異を測るという意味でも必要となります。
IoTというひと固まりで考えずに、その中に含まれる技術を別々にとらえてみると、新たなIoTの活用方法が出てくることもあります。
IoTがより身近なものとなるように、IoTに対しての理解を深めていきましょう。
まとめ
IoT技術は、主として4つの構成要素の組み合わせによってできています。
その構成要素の1つでもかけてしまうとIoTは成り立たなくなるのですが、一方でそのことを利用したIoTサービスというのも考えられています。
IoT技術を利用する際はひとまとめに考えてもいいのですが、バラバラに考えることで新たな発想も出てくるかもしれません。
IoTの仕組みを覚えておくようにしましょう。