FOLLOW US!

ベンダーを最大限活用するためのマネジメント手法とは?

 

現在、ITの分野ではシステム開発や運用、保守などをベンダーに委託するケースが増えています。

 

 

しかし、企業としてベンダーを最大限に活用し、かかっているコストに応じたリターンを得られているといえるでしょうか?

 

 

ベンダーを最大限に活用するためのマネジメント手法について解説していきます。

 

・ベンダーの必要性

 

 

現在、IT業界は目覚ましい進歩を遂げています。

 

 

 

その中で、自社の業務に対する適切なIT化を促進するためには、独自のシステムを開発するよりもパッケージ化された商品を購入した方がいい場合や、クラウドサービスなどを利用してすぐに利用できるシステムを構築していくことが必要となる場合もあります。
その中で、システムの規模が大きくなればなるほど、その開発や運用、保守など様々な面で外部のベンダーに委託することが増えていくでしょう。

 

 

 

規模が大きくなれば、ベンダーも1カ所とは限らず複数に委託することも増えると思います。
外部ベンダーに委託することで、自社の人員を増やすことなく必要な知識を持った人員を揃えることができます。

 

 

 

特にシステム開発などは、開発するまでの期間は多くの人員が必要となるものの、開発が終わってしまえばそれほどの人数は必要なくなるでしょう。

 

 

 

こうした人員の調整が容易にできることからも、ベンダーというのは必要とされるのです。

 

 

・ベンダーのマネジメントとは?

 

 

ベンダーというのは必要なものですが、ベンダーにすべて任せるというわけにはいきません。

 

 

 

ベンダーを管理するためのマネジメントが必要となります。

 

 

 

ベンダーのマネジメントというのは、例えばベンダーとの契約内容を管理することや、複数のベンダー間の連携を取り持つことなどが含まれます。

 

 

 

例えば、ベンダーとの契約内容に含まれる期間や報酬について交渉するのもベンダーマネジメントの一環となります。
見積もりを精査して、契約の交渉をリードすることで契約内容を合理性の高いものにしていき、コストに見合ったリターンを得られるようにするのはベンダーマネジメントの最も重要なポイントといえるでしょう。

 

 

 

ただし、一方的に有利となる契約を結ぶのではなく、お互いに利のある契約を結べるように留意しなければ良好な関係を築いてくことはできないので、その点は注意しましょう。

 

 

 

また、目標となる評価の指標やゴールについて設定し、合計形成を図るパフォーマンス管理についてもベンダーマネジメントの一環となります。
条件は押し付けるのではなく、相手の要望も考慮したうえで決定しなければ質の高い仕事ができません。
サービスレベルが落ちないように調整していく必要があります。

 

 

 

こうした交渉を踏まえたうえで、ベンダーから重要な顧客だと思ってもらえるようにする関係管理も、ベンダーマネジメントの重要な業務です。

 

 

 

今回限りの関係だと思われれば、仕事にあらが出る可能性がありますが、長期に渡って付き合っていきたい顧客だと思ってもらえたら、仕事にも気合が入るでしょう。

 

 

 

例えば、新技術を導入できるようになった時、真っ先に声をかけてもらえるのはそうした関係を築くことができた場合です。
ただコストを抑えることしか考えていない顧客に対しては、ベンダーもやる気が出ません。

 

 

 

お互いにいい関係を築くことができてこそ、仕事にもやる気が出るのです。
このように、ベンダーとの仲立ちを行っていくのがベンダーマネジメントです。

 

 

・ベンダーを最大限活用するためのマネジメント手法とは?

 

 

それでは、ベンダーを最大限活用していくためのマネジメント手法とはどういったものでしょうか?

 

 

 

まず、ベンダーを最大限活用するためには、ベンダーマネジメントのためのフレームワークを考えましょう。

 

 

 

ベンダーマネジメントは、まずマネジメント内容を立案し、そのための準備をしていきます。
その後、どのベンダーに依頼するかの取捨選択を行います。
そしてベンダーの持つ価値を最大限活用するためにはどうしたらいいのか、という点を考えていきます。
同時に、ベンダーに委託することで生じるリスクを最小化する方法も考えていきましょう。

 

 

 

これらの項目を、さらに細かく見ていきましょう。

 

 

・マネジメント内容の立案と準備

 

 

ベンダーマネジメントは、まず何をゴールとするかを考えることから始めます。

 

 

 

多くの場合、ゴールとなるのはIT効率化によるコスト削減か、新しい経営戦略の構築です。

 

 

 

ゴールを設定したら、そのために必要となるベンダーマネジメントの人員について考えましょう。
人員については、それぞれの役割などをはっきりと分けておくことで、より効率的なマネジメントが可能となります。

 

 

 

そして、ベンダーに委託する理由とそのメリットを社内にしっかりと説明しておきましょう。
社内での意識が統一できてなければ、ベンダーに委託しても効率的な作業ができず、全体の遅れにもつながります。

 

 

 

こうした点をクリアしたら、次はベンダーの取捨選択を行います。

 

 

・ベンダーの取捨選択とは?

 

 

ベンダーは数多くいるため、どのベンダーに委託するのかを選ぶ必要があります。

 

 

 

そのためにチェックするのが、各ベンダーに対する評価です。
既存の取引がある場合は、その時の評価を参考にしてもいいでしょうが、取引がないベンダーについては市場調査やマーケティングによって優劣を定め、ベンダーを選定していきます。

 

 

 

ベンダーによって得意な分野や苦手な分野があるので、その点を特にチェックしておきましょう。

 

 

 

選定の際、特に重要となるのは実績です。
取引がある企業の規模や契約数、契約期間などをチェックしていけば、どういった評価を受けているか、また何が得意なのかが見えてきます。

 

 

 

選定が完了したら、次は契約に向けた交渉になります。
この時は、いきなり全面的に任せるような契約をするのではなく、システム開発の中でも一部だけを依頼するような形で複数社に依頼するといいでしょう。
その中でも、特に優秀と感じたベンダーと、正式に契約を結ぶようにすれば、効率よく選定ができます。

 

 

 

もしも満足のいく働きをしてもらえない場合は、すっぱりと関係を断ち切ってしまうことも必要となるでしょう。
契約するベンダーが決まれば、次はその価値を最大限に活用するとともに、ベンダーに委託するリスクを最小化することが必要となります。

 

 

・ベンダー価値を最大限活用することとリスクの最小化

 

 

ベンダー価値を最大限活用するためには、ベンダーに委託する作業を最適化していくとともに、契約内容やパフォーマンスの管理、リレーションシップやデマンドなどがスムーズに進むようサポートしていく必要があります。

 

 

 

また、それと同時に自社のコンプライアンスをベンダーが守っているか、作業内容にブラックボックス化している部分はないかなどのチェックを行い、作業に遅れが生じた場合の戦略リスクへの対処なども同時に行っていきます。

 

 

 

このようなフレームワークに準じてベンダーマネジメントを行うことで、ベンダーを最大限活用することができるでしょう。

 

 

・まとめ

 

 

今や、IT業界においてベンダーへと作業を委託することは当たり前となっています。

 

 

 

しかし、ベンダーにすべて丸投げするのではなく、ベンダーマネジメントを行うことでベンダーを最大限活用することができるようになります。

 

 

 

ベンダーを最大限活用するためには、ベンダーマネジメントのフレームワークを定めて、それに従ってマネジメントを行いましょう。

 

 

 

そうすれば、ベンダーを最大限活用し、コストに対して最大限のリターンを得られるようになるでしょう。

 

 

Share

FOLLOW US!